秋を身近に感じる草の実リース

 

クリスマスが近くなると、素敵なリースが色々と目に入りますが、身近な草木で季節を味わえる飾りができます。

その中でも真っ赤な莢と中から飛び出す艶やかな黒豆が可愛らしいトキリマメを飾ってみましたのでご紹介します。

 

トキリマメとは

 

トキリマメは、《吐切豆》という漢字が当てられていて、豆や葉を煎じて飲むと痰が切れることから痰切り豆がトキリマメになったと辞書に載っていますが、実際にはあまり効果がないらしいです。

 

秋に黄色の花を咲かせて晩秋に鮮やかな赤いさやの豆を熟します。

豆は、乾燥するとくるっと反り返って種子を弾き飛ばす種類が多いのですが、トキリマメは種が落ちずに、さやの縁に付いたままで鳥に食べられることによって遠くにタネを運んでもらっているそうです。

飾っていてもタネが落ちることなく楽しめるのが嬉しいポイントですね。

 

 

道端の日当たりの良いところなどによくみられるので、観察してみてはいかがでしょうか？

トキリマメ以外にも身近に楽しめる草木も多いので色々とご紹介していきたいと思っています。