トルマリン《10月の誕生石》
目次
10月の誕生石は、トルマリンとオパールの2種類
10月の誕生石は、ブラック・グリーン・ピンク・パライバブルー・ウォーターメロンなど様々な色合いを楽しめるトルマリンと虹色の輝きが魅力のオパールです。
このページでは、トルマリンについて詳しくご紹介していきたいと思います。
誕生石とは?
誕生石とは、1月から12月までの各月にちなんだ天然石が当てはめられていて、自分の生まれ月の宝石を身につけるとご加護があったり、幸せが訪れるとされています。
お守りのようにご自身に合ったアクセサリーを選んだり、誕生石の入ったアクセサリーをプレゼントにされる方も多いのではないでしょうか?
トルマリンの意味
トルマリンは和名『電気石』ですが、圧力や熱を加えることで帯電してマイナスイオンを発生させる言われています。
マイナスイオンは、自然の中の滝や川など水の流れるところに多く発生していて、空気を浄化したり、ストレスを軽減させてリラックス効果があるとされています。
このことから、トルマリンも心身を浄化し、精神を安定させてストレスから守ってくれるとされています。
また有害な電波から身を守ってくれると言われています。
これらは、どのカラーでも共通している効果です。
そのほかは、カラーによって異なりますので、ご自身のお好きな色や、気になる効果などでお気に入りを選ぶ際の参考になさってみてください。
グリーントルマリン
古代、呪術師が感受性を高め、想像力を豊かにするために身につけていたそうです。
自然の緑を閉じ込めたようなグリーンのトルマリンは精神と肉体の調和を図り、心身に活力を与えてくれるとされています。
ピンクトルマリン
心を柔らかくしてくれるような美しいピンク色のトルマリンは、心を開く勇気をもたらし、情熱と愛情を強化して愛を引き寄せ長続きさせてくれるとされています。
過去の恋愛の傷を癒して、女性的な魅力を引き出して素直にさせてくれるので、不安や葛藤を抱えているときに後押ししてくれるでしょう。
ウォーターメロントルマリン
外側と内側でグリーンとピンクといったように色が異なり、スイカの輪切りのように見えるところから、ウォーターメロン(スイカ)と呼ばれています。
陰と陽、男性性と女性性を併せ持つとされ、両極のバランスを整えることで、大切な異性との絆を強く深めてくれるといわれています。
バイカラートルマリン
1つの石に2色が並んで見えるのが、バイカラーです。それぞれの色の波動が共振しあって増幅してより強力なパワーを持つとされます。
ブラックトルマリン
ショールトルマリンとも呼ばれるブラックトルマリンが最もマイナスイオンを放出するとされています。持ち主を悪意やマイナスのエネルギーから守り、ヒーリング効果がある言われています。
トルマリンの語源
トルマリンは、産地のスリランカのシンハラ語の『トゥルマリ(土の中から出る宝石の粒)』
から、アムステルダムの宝石加工職人が特定の宝石の名前と勘違いしてトルマリンになったと考えられています。
トルマリンの歴史・エピソード
170年代初頭、オランダのアムステルダムに宝石加工職人たちの街があり、スリランカからジルコンという石の原石が輸入されていました。
あるとき、宝石研磨工が原石たちに太陽の光が当たっているとき、特定の石だけに埃が吸い寄せられていることに気がついたそうです。
宝石職人たちは、この不思議な性質をパイプタバコの灰を吸い取って掃除に使っていました。
そのことからオランダでは、トルマリンのことを。『アッシェントレッカー“aschentrecker”(灰を吸い付けるもの)』と呼ぶようになったそうです。
トルマリンは、様々な色合いがありますが、1989年にブラジルのパライバ州で南国の海を閉じ込めたような鮮やかな水色のトルマリンは“パライバカラー”と呼ばれ、一際特別な色として高価です。
色や意味合いも色々あって選ぶだけでワクワクさせてくれるトルマリン。
プレゼントに、またご自身のインスピレーションで惹かれる石との出会いを探されてみてはいかがでしょうか。
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