お気に入りのアクセサリーを簡単にピカピカに戻す方法
目次
金銀製品のお手入れ方法
当店のアクセサリーは変色防止処理をしています。
当店では、なるべく変色を遅らせて、そのままの輝きをお楽しみいただけるように、変色防止処理を行っております。
一般的なsilverよりは、長い間黒くなりにくいです。
しかし、残念ながら擦れや汗などの影響を完全に防げるものではなく、半永久的にというのは難しいのが正直なところです。
そこで、せっかく気にいっているアクセサリーを、いつまでも綺麗な状態でご愛用頂く方法をお伝えしたいと思います。
変色しても、あっという間に手間なくピカピカにしてしまう方法もご紹介しますので、ぜひ最後まで読んで頂けると嬉しいです。
銀や金製品はなぜ黒ずんでしまうのか?
銀製品が黒く変色してしまうのは、空気の中の硫黄分(硫化水素)と銀が結合して酸化するためです。
温泉に身に付けたまま入ったりすると真っ黒になりますが、あれは温泉のお湯の中にはたくさんの硫黄が含まれているために、急激に参加が進んでびっくりするほど黒くなるのです。
ちなみに、温泉地に行くと硫黄の匂いがすると思いますが、空気中にも多く硫黄が含まれているため、温泉地以外の場所よりもかなり酸化が早く進みます。
温泉地ほどではないので、臭いは感じられませんが、空気中には硫化水素という硫黄分が含まれています。
これによってどうしても酸化は避けることができません。
金製品にも銀が含まれている
10金や14金のアクセサリーの変色が気になったことはありませんか?
実は、金製品であっても24金以外は銅と銀が一定の比率で混合されています。
金は100%のままだと柔らかすぎるので、銅と銀を混ぜて程よい硬さにしているのです。
18金→14金→10金と金の割合が減る代わりに銀と銅の割合が増していきます。
ホワイトゴールドやローズゴールドも金に混ぜる配合を調整することで、色が変わっているだけです。金が銀色になるなんて面白いですよね。
18金はGoldの比率が高いので、比較的安定していますが、
銀と銅は酸化するので、金製品であってもある程度くすんだり、黒ずんだりしてきます。
銀アクセサリーは汗の影響もあるので、ピアスよりネックレスの方が変色が気になりやすいです。
お手入れ方法
変色を遅らせる方法
• 身に付けたら、清潔な布で優しく拭いておく。
• 保管するときにビニール袋に入れておくと変色を遅くすることができる。
変色してしまったアクセサリーのお手入れ方法
一番おすすめ!スプレー式のジュエリークリーナーで簡単ピカピカに!
まずお勧めしたいのが、当店でも実際に使用しているジュエリークリーナーです。
色々試したのですが、一番簡単に複雑なデザインのジュエリーも綺麗にできるのが、【G&S】というジュエリークリーナーです。
簡単なのはもちろんなのですが、黒ずみ除去効果が高く、かなり気になる状態でも効果を発揮してくれるのが嬉しいポイントです。
- 黒ずみが気になるアクセサリーをガラス等の器に入れて、スプレーをかけて全体的に行き渡る様にします。
- 30秒から2分ほど置いてから流水でよく流し、キッチンペーパーなどでよく水分を拭き取ればピカピカになるというものです。
石は、真珠や珊瑚、トルコ石等(多孔質宝石類)以外は使える優れものです。
こちらはネットや東急ハンズで購入する事ができます。
大きさによりますが、指輪なら50個ほどに使えると記載がありますが、値段も一千円ほどなので良かったらチェックしてみて下さい。
シルバー磨きクロスとクリーナーペースト
クロスはシルバーポリッシュが染み込ませてあるので、拭くだけでピカピカになって、とても簡単に綺麗にする事ができます。
ただ複雑な凹凸があるようなものだと細かい所が拭きにくいのが難点です。
ペースト(液状のものもあります。)は柔らかい布につけて磨くタイプになります。
布で簡単に拭き取れるようなシンプルなデザインには手軽でおすすめです。
重曹とアルミ箔
次に、良く言われるのが重曹とアルミ箔で輝きを取り戻す方法です。
お掃除でよく使う重曹とアルミ箔があればできるので、わざわざ道具を買うことなく挑戦できます。
熱湯とアルミ箔と重曹によって、酸化還元反応が起こります。これによって変色が綺麗になる。といった方法です。
やり方
まず、金属製以外の鍋かボウルにアルミ箔を敷き、重曹を入れます。(指輪一個につき小さじ一杯程度)その上にsilverアクセサリーを置きます。
その上に熱湯を注ぎ、そのまましばらく置いておくと還元されて綺麗になっています。
よく流水で洗って水を拭き取れば完成です。
このやり方は、軽度な変色と石などが入っていない銀製品にお勧めです。
ただし、水晶などの変化しにくい石以外は、痛めてしまう可能性があるのでお気をつけ下さい。
お気に入りのアクセサリーをいつまでもキレイに保とう。
いかがでしたでしょうか?
お気に入りのアクセサリーなら、お手入れしながらいつまでも綺麗な状態で身につけたいですよね。
ぜひご自身に合った方法でトライしてみて頂ければと思います。